看護の今から未来へOriginalPublisherをめざす医学・看護学と関連分野の専門出版社 すぴか書房
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安心をとどけるケアと介護の心得
守本とも子[編] 
A5判 141頁 2色 定価(本体2,000円+税)
ISBN978-4-902630-21-3
高齢者はせん妄を起こしやすい。しかし、せん妄状態は「安心をとどける」ことによって速やかに経過させることができます。そのために、観察力をつけ、適切な対処法を知りましょう。

本書が伝える心得とケの実際は、高齢者と身近に接するすべての人に知っていてほしいことです。それは看護・介護の基本そのものにほかなりません。
【編著者】もりもとともこ奈良学園大学教授
【主要目次
第1章  せん妄とは何か
1 せん妄とはどのような状態?
2 せん妄の発症因子 せん妄はどのようなときに起こるのか まとめ(高齢者はせん妄を起こしやすい。) 
第2章  せん妄に気づく
1 どんな症状がせん妄の始まり?
2 せん妄を予測してみましょう
3 せん妄かどうかを判断するには 4.せん妄を起こすきっかけ
第3章  せん妄を起こしやすい状況―こわれやすいこころへの思いやり
1 高齢者はなぜせん妄を起こしやすいのか
2 手術後せん妄 ケース紹介-1・2
3 病気の苦痛 ケース紹介-3
4 アルコールや薬物 ケース紹介-4
5 電解質の異常 ケース紹介-5
6 夜間せん妄 ケース紹介-6
7 環境の急変―入退院、引っ越し、旅行 ケース紹介-7
第4章  せん妄が起きてしまったら
1 症状への適切な対応
2 安全の確保
3 人格の尊重
4 環境の整え
5 薬物治療について
第5章  健康維持と生活行動支援
1 観察の重要性
2 援助の基本
3 身体的健康の維持
4 「できる力」を発揮させる援助
5 低活動型せん妄を伴う人への援助
6 意思決定の援助
第6章  せん妄ケアの実際―看護師による事例報告
事例●1-環境の変化(病室移動)によるせん妄
事例●2-下痢による脱水(電解質バランスの異常)が直接原因と考えられたせん妄
事例●3-複数の要因が重なり合って発症したせん妄
事例●4-疾患(脳梗塞)によるせん妄
事例●5-パーキンソン病に伴う認知障害がある人に現われた異常行動
事例●6-認知症と誤認されやすいせん妄
事例●7-強い痛みによるせん妄―入院中の幻覚・妄想体験
事例●8-終末期せん妄
【推薦文/書評】
【読者の声】



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