看護の今から未来へOriginalPublisherをめざす医学・看護学と関連分野の専門出版社 すぴか書房
武田悦子 [著] 
  
解説:山元由美子
B6判 112頁 定価(本体1,200円+税)
ISBN978-4-902630-17-6
からだとこころは一緒だと思ったが違う。
からだがSOSを出してもこころは感じない。こころが感じてもからだは感じないことがある。
しかし、疲れたり、がっかりするとからだとこころは一緒だと気づく。
(中略)
皆さんに伝えたい、自分の身近にいる人とかかわること、それが人生を送る知恵となり宝となる。
辛かったらSOSを発して欲しい、誰かが気づくはず

        (「いのちの授業」を受ける中学生たちへ贈った著者のことば
患者と看護をつなぐ―「がんとともに生きる」なかで、紡がれた言葉。
 心地よい援助(安楽)とは・・・基本的看護技術の素晴らしさ・・・
 日常生活の自律・・・外来看護の重要性・・・患者その人に丸ごと立ち向かう仕事
 ・・・・・・・・看護を学んでよかった!
【著者】(たけだえつこ):1955年山形市生まれ。東京女子医科大学看護短期大学卒業。看護師として病院勤務等を経て山形厚生看護学校教員を11年間勤めた。2000年4月退職、以後山形市内で家庭料理の店「きっちん おあしす」を営む。そのかたわら看護のための講座を企画するなどの活動を続ける。2007年12月 乳がんと診断される。2009年3月がんが皮膚へ転移、皮膚移植術を受け3か月の入院生活を送る。退院後の10月より抗がん剤治療を受けながらリンパ・ドレナージの研修受講のため東京に通う。2010年6月民間資格を取得、7月にはリンパ浮腫に悩む患者のためのエステサロンを開く。2011年3月30日逝去。享年55歳。

解説:山元由美子(東京女子医科大学看護学部教授/基礎看護学)
【主要目次
まえがきに代えて
      がんとともに生きる―自分の生活を自分らしく
“安楽”について―看護される身になって感じたこと
断章集 -1 看護の仕事、そして残された人生の仕事
    -2 心地よく受けられる援助
  -3 人間対人間の関係
  -4 勇気を出して言葉を交わそう
  -5 「特記事項なし」に異議あり
    -6 4年目の初心者
    -7 がん初心者に帰ろう
    -8 私は生物である
    -9 食べ慣れたものを食べる
    -10 健康な細胞に目を向けよう
    -11 生きるための緩和ケア医療
    -12 少しのお節介をお願いします
    -13 研究への疑問
  付録 抗がん剤投与後の「食」の自律
がん患者から自律した食生活を送る為のメッセージ
あとがき(解説)



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